Talking About Music

音楽について感じたこと、考えたことを綴っています

Jazz Guitar Chodal Concept

4 Note Voicing on "Body and Soul"

Peter O'Mara著の「ジャズ・ギター・コーダルコンセプト(ATN)」から、4音を使ったコードヴォイシングについてです。 前回記事の"Stella By Starlight"での4音ヴォイシングの時もそうですが、ダイアトニック上の3rdをボトムに持ってくる事で、より一層ヴォイ…

C Minor Blues 4th Chord Comping

Peter O'Mara著の「ジャズ・ギター・コーダルコンセプト(ATN)」から、4th Build(4度堆積)を使ったクォータル・ハーモニーについてです。 Miles Davisは50年代後半にコードを進行させないで、1つのコードで自由に即興するコンセプトを打ち出しました。 こ…

4 Note Voicing on "Stella By Starlight"

Peter O'Mara著の「ジャズ・ギター・コーダルコンセプト(ATN)」から、4音を使ったコードヴォイシングについて考えてみました。 譜面とか見ながらコードを弾く際、どうしてもそのコードのルート音を最低音(ボトム)にしがちで、ましてやセッションとか演奏…

Cluster Voicing on "All The Things You Are" 2

オーストラリアのギタリスト、Peter O'Mara著の「ジャズギター コーダルコンセプト(ATN)」からクラスター・ヴォイシングについてです。 前回記事ではスタンダード曲"All The Things You Are"の前半部分をやりましたので、今回は後半部分をやりたいと思いま…

Chord Voicings(Triad)

今回はトライアドのみを使ったヴォイシングについて掘下げてみたいと思います。 トライアドは基本的なヴォイシングですが、シンプルすぎて単調な点がややあります。 そこで、まずはコードを転回していきます。 基本的なCコード(クローズドポジション)の構…

Cluster Voicing on "Tea For Two"

最近あまりやっていなかったクラスターヴォイシングの練習について、スタンダード曲「Tea For Two」の最初の8小節に応用してみます。 今回はトップノートにメロディがくるようにハーモナイズします。 大抵の場合、トップノートが決定してしまえばハーモニー…

2nd + 5th

今回はC IonianでのRoot+2nd+5th(C,D,A)をスケール的に動かしていきます。 今回も3 note voicing なので、トップノートをD,G,B,E弦上の4パターンに分け、ホリゾンタル(水平的)に動かす。 特にB,C,Gの組み合わせは、Lage Lundが参加しているSeamus Blake / L…

2nd+4th

今回も「ジャズギター・コーダルコンセプト」からクラスターの続きで、C IonianでのRoot+2nd+4th(C,D,G)をスケール的(モーダル)に動かしていきます。 3 note voicingなのでトップノートをD,G,B,E弦上の4パターンに分け、ホリゾンタル(水平的)に動かす。 …

Cluster Voicing on "All The Things You Are" 1

今回もPeter O'Maraの「ジャズギター コーダルコンセプト」からクラスター・ヴォイシングについてです。 クラスター(Cluster)とは少なくとも1つ以上2度(2nd)のインターヴァルを含むヴォイシングを言います。 今回はスタンダード曲「All The Things You A…