Talking About Music

音楽について感じたこと、考えたことを綴っています

Rickie Lee Jones / Pop Pop

Pop Pop

1. My One and Only Love

2. Spring Can Really Hang You Up the Most

3. Hi-Lili Hi-Lo

4. Up from the Skies

5. Second Time Around

6. Dat Dere

7. I'll Be Seeing You

8. Bye Bye Blackbird

9. The Ballad of the Sad Young Men

10. I Won't Grow Up

11. Love Junkyard

12. Comin' Back to Me

Rickie Lee Jones (vo,g)

Bob Sheppard (cl,ts)

Joe Henderson (ts)

Dino Saluzzi (bandoneon)

Charlie Shoemake (vib)

Steve Kindler (vln)

Robben Ford, Michael O'Neil (g)

Charlie Haden, John Leftwich (b)

Walfredo Reyes, Jr., Michael Greiner (per)

April Gay, Arnold McCuller, David Was, Donny Gerrard, Terry Bradford (vo)

Label; Geffen, GEFD24426

アメリカのシンガーソングライター、Rickie Lee Jonesがジャズ・スタンダード曲に挑戦した1991年作品です。

CDは現在Amazonなどでもの凄く安く入手出来ますが、レコードは今でも中古市場でそこそこ値が付いていますね。

未だジャズを聴き始めた頃、ジャズギタリストの小沼ようすけさんが本作を紹介していたのがきっかけで、聴いた作品です。

当時はスタンダードとかもちろん解らなかったので、後にいろんな作品を聴いていく中で、「この曲どっかで聴いた事あるような・・」っていうと本作で演奏しているものだったり(笑)

ブランドでもそうですが、やはり一番最初のものって凄い影響されるんですよね。

そういった意味では、本作で演奏しているスタンダード曲については、僕の中で深く根を下ろしていると思います。

また、本作ではジャズ界からもJoe HendersonCharlie Hadenなどの重鎮が参加していて、中でもRobben Fordのガットギターによる演奏は非常に素晴らしいです(本作の中で一番良く聴いた曲はBobby Timmonsの"Dat Dare"ですかね)。

今回はM1の名曲"My One and Only Love"のRobben Fordのイントロを採譜してみました↓

特に難しい事をやっている訳でもないのですが、ここまで見事に聴かせる技術は凄いですね。

彼にはガットギター1本でソロ作品を作ってもらいたいです(笑)