Talking About Music

音楽について感じたこと、考えたことを綴っています

Arthur Kell / Traveller

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1.I Believe Ya'

2.Djailo Feast

3.Ijinna

4.Crinkum Crakum

5.A Hand For Santiago

6.Hermeto

7.Mary Louise

8.Can Festis

9.Lucy's Back

Gorka Benitez (ts,fl)

Steve Cardenas (g)

Arthur Kell (b)

Joe Smith (ds)

Label; Fresh Sound, FSNT229

Recorded at Laietana Studios, Barcelona, November 7&8, 2004

NYを中心に活動するベーシスト、アーサー・ケルの2004年録音作です。

彼は1980年代には、若くして白血病でなくなったサックス奏者、Thomas Chapinや、ギターのMarc Ribot、ヴァイオリニストのMark Feldman等のアヴァンギャルド方面のアーティスト達とも幅広い共演歴を有し、現在のコンテンポラリー系のベーシストとはまた一味違った声を持っています。

内容は全てアーサーのオリジナルで構成されており、ギターで参加しているスティーブ・カルデナスがやはり良い味出してますね。

ソロの組み立て方や、モチーフの展開などが非常に聴いていて気持ちが良いです。

また、本作で参加しているスペイン出身のサックス奏者、ゴルカ・ベニテスのトーンも非常に力強いです。