Talking About Music

音楽について感じたこと、考えたことを綴っています

Ulf Wakenius / Love Is Real

love is real

1. Seven Days of Falling

2. Dodge the Dodo

3. Believe, Beleft, Below (Love is Real)

4. Tuesday Wonderland

5. Elevation of Love

6. Pavane 'Thoughts of a Septuagenarian'

7. Good Morning Susie Soho

8. Eighthundred Streets By Feet

9. When God Created the Coffeebreak

10. Shining On You

11. Viaticum

Ulf Wakenius (g)

Lars Danielsson (b)

Lars Jansson (p)

Morten Lund (ds)

radio.string.quartet.vienna:

Bernie Mallinger (vln)

Johannes Dickbauer (vln)

Cynthia Liao (viola)

Asja Valcic (cello)

Special Guests:

Till Brönner (tp)(M1)

Paolo Fresu (tp)(M11)

Nils Landgren (tb)(M7)

Eric Wakenius (g)(M2)

Label; ACT, 9459-2

Recorded, mixed and mastered by Lars Nilsson at Nilento Studios, Gothenburg, Sweden, 2007

スウェーデンを代表するギタリスト、ウルフ・ワケーニウスが同郷の名ピアノトリオ、E.S.T.(Esbjörn Svensson Trio)の曲を演奏したカバー集です。

彼はオスカー・ピーターソンのバンドに参加した事でも注目を集めましたが、日本では国内盤のCDもかなりリリースされていて、結構人気があると思います(本作もdiskUNIONがディストリビューションとして帯ライナー盤が出ていますね)。

私もジャズを聴き始めた頃は結構ハマって、リーダー作は殆んど聴きました。

しかし、大体決まったフレーズが出てくるので、聴いてると少し飽きてくるという・・(笑)

しかし、あのフレーズが聴きたいという時には、絶対に裏切らないギタリストですね。

さて、本作ではレギュラーメンバーも豪華ながら、ゲストにパオロ・フレス、ニルス・ラングレンとこちらも豪華です。

ちなみにM2で参加しているエリック・ワケーニウスは彼の息子で、曲の後半でエレキをガンガンに歪ませてかき鳴らしています(笑)

個人的にはバイオリン等のストリングスのアレンジは余り欲しく無いところですが、M1の名曲"Seven Days of Falling"はワケーニウス・バージョンに軍配を上げたいと思います。

ラーシュ・ヤンソンの綺麗なピアノと、エンディングで流れるティル・ブレナーのミュート・トランペットの演奏は見事ですね!

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E.S.T.の2枚組ライブ作。

1曲目の"Tuesday Wonderland"は鳥肌ものです!