Talking About Music

音楽について感じたこと、考えたことを綴っています

David Doruzka / Wandering Song

wondering song

1. Els Gats

2. Agnessong

3. House Party Starting

4. Wandering Song

5. Una Muy Bonita

6. Liebeslied

7. In A Deserted Land

8. The Gig

David Doruzka (g)

Albert Sanz (Hammond B-3 org)

Jorge Rossy (ds)

Label; Fresh Sound, FSNT352

Recorded November 9 & 10, 2007

チェコ出身のギタリスト、David Doruzkaの2枚目のリーダー作です。

Hidden PathsHidden Paths
(2005/08/24)
David Doruzka

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彼はバークリー音大出身ですが、同校卒業後約1年ほどNYに拠点を置いた後、すぐにヨーロッパへ帰ってしまいます。

このNYでの活動中に初リーダー作である"Hidden Paths"をレコーディングしていますね。

寡作なギタリストですが、実力は確かで、共演しているオルガンのアルバート・サンズとはバークリー時代からの友人だそうで、またブラッド・メルドー・トリオでも活躍したドラマー、ホルヘ・ロッシーが参加しているのも嬉しいですね。

本作ではM1,2,4,7が自身のオリジナルとなっており、M3,8のHerbie Nichols、M5のOrnette Coleman、M6のKurt Weillなど選曲もマニアックな感じです。

特にM1のオリジナル曲は、ソロ部分は4度進行している事からブルース形式ですが、コードや進行をかなり変えており、この辺りのハーモニーセンスが見事ですね!

ホルヘ・ロッシーの2拍3連を意識したようなドラムも絶妙です。