Talking About Music

音楽について感じたこと、考えたことを綴っています

Arpeggio Study on "Giant Steps"

Melodic Improvising For Guitar: Developing Motivic Ideas Through Chord Changes (Mel Bay Presents)Melodic Improvising For Guitar: Developing Motivic Ideas Through Chord Changes (Mel Bay Presents)
(2005/07/12)
Bruce Saunders

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前回もご紹介したBruce Saundersの教則本です。

これ個人的にはかなり気に入っています。

今回はこの中からアルペジオを用いた練習法をご紹介します。

Kurt Rosenwinkelセミナーで紹介していたパターンですが、

アルペジオを上がって下がる、、これだけなんですが

意外とすぐに出来ない・・

結局は指板上の音がちゃんと見えていない証拠なんですね。

まずは一つのキーで練習します。

以下はCキーでのパターンです。

次に二つのキーを用いた練習です。

以下はCとEbのキーを交互に繰り返します。

Ebのキーというのは、

つまりサブドミナントマイナーになりますので、

オルタードとしてのリックとしても効果的だと思います。

最後にJohn Coltraneの"Giant Steps"を用いた練習です。

この曲は3つのキー(B, G, Eb)を目紛しく行き来する曲で、

所謂3トニックシステムというやつですが、

音の繫がりとか、指板の構造を把握するには

もの凄く良い題材ですね。

他にもスターティングノートをずらしたりすれば、

より音の関係性を理解できるようになると思います。

この本はオススメです!!