Talking About Music

音楽について感じたこと、考えたことを綴っています

山中千尋 / Somethin' Blue

千尋

1. Somethin' Blue

2. Orleans

3. I Have A Dream

4. Un Poco Loco

5. Funiculi Funicula

6. A Secret Code

7. Pinhole Camera

8. For Real

9. On The Shore

10. You're A Fool, Aren't You

11. Go Go Go

山中千尋(p)

Benny Benack III(tp)

Jaleel Shaw(sax)

Lage Lund(g)

Yasushi Nakamura(b)

Kendrick Scott(ds)

Mark Whitfield Jr.(ds on 11)

Label; Blue Note, UCCQ1016

Recorded April 19-22, 2014

澤野工房、Verve、そして最新作はBlue Noteからのリリースとなります。

個人的にはLage Lundが凄い気になっていたのですが、他にもKendrick ScottやJaleel Shaw等、気心の知れたメンバーが参加しており、M11ではMark Whitfieldの息子?が参加しています。

全体的に見ると、50年代から60年代のBlue Note全盛期のような雰囲気で、古き良きジャズを現代風にアレンジした作品に仕上がっています。

また、Lage Lundが全面的にフィーチャーされているのがとてもうれしい限りです。

M3,4,5以外はすべて自信のオリジナルとなっており、

M3のHerbie Hancock曲の"I Have A Dream"は、個人的にはMike Morenoの演奏が凄い好きで、よく聴いてましたが、Lage Lundもいい味出しています。

M5はイタリアのトラディショナル曲ですが、こういった曲を突っ込んでくる所が山中千尋らしい感じがしますね。

レコーディング中はどんな表情でみんな演奏していたのだろうと、ちょっと想像してしまいます。

(そういえば以前ライブを見たときは、演奏の途中で「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマ曲を入れてきたり、いい意味で変わってました。)

また、Lageの日本語表記が「ラゲ」になっていて、ラージュ→ラーゲ→ラゲとどんどん変化していきます(英語の三段活用みたいです)。

全体的に凄い聴きやくオススメです!

サムシン・ブルーサムシン・ブルー
(2014/07/16)
山中千尋

商品詳細を見る