Cluster Voicings Practice on "Jazz Guitar Chordal Concept" by Peter O'Mara
ジャズ・ギター・コーダル・コンセプト (2008/01/09) Peter O’Mara 商品詳細を見る |
Peter O'Mara著の"Jazz Guitar Chordal Concept"から、久々にCluster Voicingを取り上げてみました。
コードに対するヴォキャブラリーが乏しいと、トップノートの流れを汲み取らないで、
取って付けたような、前後の流れを無視した展開になりがちだと思います。
その為、コードをスケールに沿って上昇したり、下降したりする練習は
前後の繋がりを意識する上でも非常に良い練習になりますね!
今回はクラスターを使ったエクササイズですが、
クラスターの場合は、その名の通り2つの音が隣り合っていないといけない為、
3音を使う際に、ギターだと上と真ん中の弦、もしくは下と真ん中の弦を固定しなければならない為、動かせるのは一つの弦のみとなります。
今回は4,3,2弦を使い、3,2弦をクラスターにし、4弦をそれぞれ動かしてみました。
コードの構成音にも注目して、どの機能を有しているのかも意識すると
なお実践的ですね。
また、同じ構成音を他の弦で弾くだけで全然違った印象になるのは
ギターという楽器ならではでしょうか。