Talking About Music

音楽について感じたこと、考えたことを綴っています

Martijn Van Iterson / The Whole Bunch

whole bunch

1.The Whole Bunch

2.Song For Niels

3.Grondol

4.Twin Waltz

5.Song For Gijs

6.Smokin' In The Backyard

7.Chez Elly

8.Slube

9.View Over The Swamp

10.She's

Martijn van Iterson(g)

Karel Boehlee(p)

Frans van Geest(b)

Martijn Vink(ds)

Label; Munich Records, FNCJ5514

Recorded on April 26 &27, 2004

オランダの鉄人、ジェシ・ヴァン・ルーラーと同郷で、さらに同じくウィム・オーヴァーハウに師事していた実力派ギタリストです。

以前カート・ローゼンウィンケルもフェイバリット・ギタリストとして名を挙げていたと思いますが、ジェシのような伝統的なジャズスタイルをキープしながらも、NYコンテンポラリーのようなテイストも垣間みれるフレーズを繰り出します。

とにかく、1曲目のCmブルースで大抵の人はやられると思います(笑)。

一応音は全部採ったのですが、派手さは無いもののとても良くまとまった綺麗なラインです。

特徴的なのは、トニックに向かうドミナントでは、大体オーギュメント、もしくは半音上のメジャートライアドに終止しています。

しかし、HPでは何枚かリーダー作やDVDが出ているみたいなのですが、日本ではあまり流通していないようですね。残念。