Talking About Music

音楽について感じたこと、考えたことを綴っています

Mike Moreno / First in Mind

first in mind

1.First In Mind

2.Soul Dance

3.Airegin

4.By Myself

5.But Beautiful

6.Milagre Dos Peixes

7.A Flor E O Espinho

8.In A Silent Way

9.Mantra #5

Mike Moreno (g)

Aaron Parks (p ,Fender Rhodes)

Matt Brewer (b)

Kendrick Scott (ds)

Label; Criss Cross, CRISS1338CD

Recorded January 18, 2011 in Brooklyn, NY, USA

コンテンポラリー系ギタリストの中でも独特の雰囲気を放つマイク・モレノのクリスクロス2作目です。

彼はアメリカのニュー・スクール出身で、同校ではヴィック・ジュリスに師事。特に影響を受けたギタリストとして、パット・メセニーピーター・バーンスタインを挙げていますね。

ピアノで参加しているアーロン・パークスとは他の作品で共演したりと盟友的な存在で、最近は他のギタリストからも引っ張りだこな印象を受けます。

さて、本作ではM1以外は全てスタンダード(といっても結講マニアックですが・・)で構成されていて、ジョシュア・レッドマンのM2とM9(ソウル・ダンスはやっぱ名曲ですね!)からM6のミルトン・ナシメント、はたまたM8のザヴィヌル・ナンバーまで幅が広いです。

この作品で個人的に良く聴いたのは、なんと言ってもM3のロリンズ曲"Airegin"です。

今回は最初のソロに入る直前のカデンツァ部分を採譜してみました↓

マイク・モレノらしいクロマチックと、Harmonic Minor Scaleから生成されるbⅥのトライアドが効いていますね!

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Myron Waldenのリーダー作!

Morenoが良い仕事しています。